■ニキビやアトピーのメイク2つの問題点
今日はアトピーやニキビなどが
お顔にでている方の
「メイクのコツ」についてです。
お顔にひとつでもニキビができると
気になります。
それだけで気持ちが沈んでしまうことも
しばしばです。
そこで、多くの方は、
リキッドファンデーションや
コンシーラーなどで
出た皮疹(湿疹やにきび)を
隠そうとします。
いわゆる「隠すメイク」です。
ところがこの隠すメイクにはいくつか問題点が
あります。
・隠すメイクの問題点(1)
:さわる機会が増えてしまう
ひとつひとつの皮疹を隠そうとするため、
どうしても皮疹にさわる機会が増えて
しまいます。
さわったりいじったりする回数が
増えれば増えるほど
刺激によって皮疹はさらに
悪化してしまいます。
・隠すメイクの問題点(2)
:成分そのものが悪影響
隠すメイクに使われるファンデーションにより
毛穴が詰まってしまい、
かえって皮疹が悪化してしまいます。
毛穴の閉塞はニキビの大敵です。
そこでこれを解決するために
メイクに対する発想そのものをかえる
必要があります。
■「隠すメイク」から
「目立たなくするメイク」へ
そこで、「隠すメイク」から、
「目立たなくするメイク」へ切り替えます。
目立たなくするメイクとは、
ニキビ部分へ刺激をあまりあたえずに、
しかも目立たなくするメイク法です。
しかも不自然に隠すのではなく、
自然な感じを残すことができます。
「目立たなくするメイク」はこれから述べる、
3つの手順に従ってください。
1.パウダーファンデーションを使う
ファンデーションは
パウダーファンデーションを
2種類使用します。
ひとつは自分の肌色より少し黄色めのもの。
もうひとつは自分の肌色にあったもの。
2.皮疹部分の赤みの補正
まず、通常の肌色より少し黄色めの色の
ファンデーションを使います。
ニキビなどの赤みのある部分にだけ、
それを使用します。
このとき、スポンジを擦るのではなく、
トントンと置くようにのせていきます。
これは皮疹を消すためではなく、
ニキビの赤みを補正するためです。
3.全体の補正
肌色にあった色のファンデーションを
全体に使用します。
小さなスポンジではなく、
大きなパフを使います。
その方が仕上げがきれいになり、
皮疹への刺激も軽くすることができます。
・・・以上で自然な感じを残したまま、
ニキビやアトピーの皮疹を
目立たなくすることができます。
ただし、これだけですと隠すメイクに比べて
まだニキビやアトピーを隠す力は弱いです。
そこで。
これに、もうひと工夫を加えます。
それにより、このメイク法が完成します。
長くなったので
この続きは次号でお伝えしますね。