先日、お仕事中に警察官3名とパトカーに乗りました。
「検死」というお仕事です。
ある日突然、どこかで遺体が発見されます。
身元もわからない。
亡くなった原因もわからない。
病気で亡くなったのか、
事件などで亡くなったのか・・・。
そこで医者が現場へ行ってその原因を探ります。
現場へ向かう際、警察の方がパトカーで迎えに来て下さいました。
運転席、助手席、そして後部座席の私のすぐ横・・・
と、周り全てを警察官に囲まれてのパトカー乗車。
何も悪いことをしていないのに
犯罪を犯した気分になってしまいます(笑)
とは言え、警察の方々は
皆さん非常に礼儀正しく感じのよい方ばかりでした。
驚いたのはその「超」安全運転ぶりでした。
ちょっとした左折や右折も、必ず運転手と助手席の
二人がかりで安全確認。
「そこ普通さらっと曲がるでしょ!」というところでも
完璧なまでに安全を期してから曲がっていました。
そのお仕事ぶりに、「プロとしての責任」を感じました。
普段マスコミでたたかれがちな業種だと
ついつい勝手な偏見を抱いてしまいがちです。
でもきっと警察も官僚も(医者も?)、たいていの人は
一生けん命働いている良い人たちばかりなのではないかな・・・
と思いました。