皮膚科医の教えるお肌のブログ ~自分らしいお肌で生きよう「わたしの皮膚治療」ブログ~

もしもペットに咬まれたら ネコ編(1)

あなたは何かペットを飼っていますか?

「ネコ、もしくはイヌを飼っている」という方が一番多いでしょうか。

もっと珍しい動物を飼っていらっしゃる方もいるかも知れませんね。

では、あなたは飼っているペットに咬まれたことはありますか?

一度や二度は軽く咬まれたことがある方も多いかも知れませんね。

ペットなどの動物に咬まれたとき、
ついつい、咬まれた「傷」や「出血」などの手当てに目が行きがちです。

しかし、忘れてはならないのが「感染」です。

動物の歯や爪についている「細菌」が、
咬まれた傷を通じて人間の体内に入り、「感染」します。

感染した際の典型的症状は・・・

・咬まれたところが赤く腫れる
・その傷のあたりが熱っぽくなる
・痛みも伴う

です。

通常は、原因となる菌は黄色ブドウ球菌などです。

この場合、咬まれてから、感染症状が起こるまで、
2~3日かかります。

実は、ネコと犬に咬まれたときでは、
対応が全然異なります。

さて、犬と猫に咬まれたときは
どっちが危険でしょうか?

続きは次回お話しますね。