病院でのシミの治療とは?
しみ、しわ、クマ、肝斑■病院でのシミの治療とは?
今日は病院でのシミ治療のお話です。
シミの治療法は大きく分けて4つあり、
(1)ハイドロキノン
(2)トラネキサム酸内服
(3)レーザー治療
(4)栄養療法&スキンケア
が主な治療法です。
ハイドロキノン外用とトラネキサム酸内服は
市販品でも入手可能ですが、実は病院でも
処方できます。
ただし、美容治療の範囲になるので、
保険外治療(自費治療)となります。
病院によって費用はかわりますが、
多くは1か月あたり、
3000円~6000円程度で、
1万円以内に収まることが多いです。
効果に関しては、前号でお話したので
ここでは省きます。
さて、次は、3の「レーザー治療」です。
これが病院でのシミ治療の
「メインの治療法」となります。
代表的なシミの一種である、「肝斑」の場合、
昔はレーザー治療は禁止されていました。
かえって、肝斑が濃くなってしまって
いたからです。
しかし、今はレーザーが進化し、肝斑にも
レーザー治療ができるようになりました。
これは非常に大きいですね。
レーザーの種類もたくさんあり、
シミの種類や範囲などによって
使い分けたりします。
レーザーの費用はシミの種類や大きさ、
病院によって変わります。
基本的には、
範囲が広いと費用はかかりますし、
範囲が狭いと安くなります。
一概には言えませんが、
おおむね3000円~3万円の範囲と
なるでしょう。
■レーザー治療の実際の効果とは?
レーザー治療は、ハイドロキノンや、
トラネキサム酸内服などと比べて、
シミに対するレーザー治療は、
もうそれはそれは
比べ物にならないくらい、
圧倒的な効果を発揮します。
とにかく、シミ治療に関しては、
現時点では、全世界的にみて
レーザー治療が最高峰なんです。
これ以上効く治療法はありません!
特に、最近のレーザーは、
本当に性能が良くなってきています。
例えば、老人性色素斑と呼ばれる、
加齢によるシミであれば、
9割の方は、
ほぼレーザー1発で消えます!
なので、40代~高齢者の方で、
「老人性色素斑」で
悶々と自宅で悩んでいる方は、
「悩んでないで、もうさっさと
レーザーで取ってしまったら良いのに!」
と思わず言ってしまいそうになります(笑)
もちろん、費用的な面や、
通院の手間もかかりますし、
実際には、みなさんそれぞれの
生活スタイルもあります。
レーザー治療を望まない方のご事情も
良くわかりますので、
もちろん、実際には言いませんが。
「レーザーは値段が高い」というイメージを
もたれている方も多いですが、
たとえば、コンシーラーで毎日一生懸命
コンシーラーで隠す必要もなくなります。
また、余計なスキンケアが減るので、
ケアがシンプルになっていき、
値段の高い高機能化粧品を使う必要も
なくなってきます。
また、CMやインターネットなどで
「これを使ったらシミが消えた!」とか
「お肌ツルツルに!」のような
宣伝広告の商品に、
むやみにお金を使うこともなくなります。
そう考えると、それらに1年間使う
お金よりもむしろ、
安くなる場合が多いのではないかと思います。
「レーザーみたいなそんな大層な治療法までは
やるほどではない・・・」
という方もおられますが、
実際、治療はあっという間に終わって、
シミもすっかり綺麗になるので
「こんなことだったら、もっと早く
やっておけば良かった」
とみなさん、おっしゃいますね。
かく言う私も、普段仕事がらマスクを
していますので、そこでこすれて
シミがたくさんできてしまいます。
そこで自分でレーザーやったら
1発で消えました。
病院によってレーザーが全く1台も
置いていない、ところもあれば、
沢山の種類のレーザーが揃っている
ところもあります。
またレーザーを導入している病院でも、
古い機種と最新機種では、
全く効果が違ったりもします。
まずは、お近くの皮膚科の
ホームページをみて、
美容治療やレーザー治療を
やっているかチェックしてみましょう。
あるいは直接、「シミで悩んでいるが、
そちらでレーザー治療やっていますか」
と、電話で問い合わせてみても良いでしょう。
自分でレーザー治療をやってみて、
つくづく感じたのは、
「シミが消えるとこんなに気持ちも
晴れ晴れするんだ!」
ということでした。
とにかくお肌がキレイになっていくと、
心が軽くなっていきますね。