~自分らしいお肌で生きよう~「わたしの皮膚治療」ブログ

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顔の右半分だけがシワだらけの女性!?

しみ、しわ、クマ、肝斑

■紫外線対策は5月から特にしっかりと!

そろそろ日差しも強くなってきて、紫外線
の量も増えてくる時期です。

紫外線は3月から増え始めて、5~8月が
ピークとなります。

ここでの重要なポイントは「5月の紫外線
量」は、ピーク時の真夏の紫外線量とほと
んど変わらない、ということです。

自分で体感する「日差しの強さ」は当てに
なりません。

「5月の紫外線量と、7月、8月の紫外線
量はあまり変わらない」ということを、ぜ
ひ覚えておいてください。

ですので、特に5月以降はしっかりと対策
をしていきましょう!

もちろん、紫外線は年間を通して降り注い
でいるので、理想としては年間を通して対
策をすることが望ましいことは言うまでも
ありません。

■顔の右半分だけがシワだらけの女性!?

そもそもなぜ紫外線対策が必要かというお
話からします。

皮膚に関しては、主に以下の3点が問題と
なります。

1.しみの原因となる
2.シワ、たるみを引き起こす
3.皮膚がんの発生率が上昇する

「しみ」と「皮膚がん」はイメージされる
方が多いでしょう。

しかし、シワやたるみも、紫外線が原因と
なります。

医学的にはこれを「光老化(ひかりろうか)
」と言います。

あるご高齢のアメリカ人の女性の実話です。

その女性は、「顔の右側だけ」が「シワと
たるみだらけ」でした。

それに対して、顔の「左側」は、シワもた
るみは多少あるものの「年相応」という感
じで、特に気になるほどではありません。

では、なぜこの女性は、右側だけがシワと
たるみだらけになってしまったのでしょう
か?

原因は紫外線による影響なのですが、では
なぜ顔の右側だけなのでしょうか?

あなたも考えてみてください。

それは、この女性の「職業」に原因があり
ました。

その職業とは「学校の先生」でした。

この女性は同じ学校に何十年も務めていた
わけですが、この学校の「窓」が「右側」
にあったわけです。

そこでこの先生が毎日教壇に立って授業を
する際に、顔の右側だけ、何十年にもわた
って、毎日毎日強く紫外線を浴び続けてし
まった、というわけです。

そのせいで、顔の左側は普通なのに、顔の
右側だけがシワとたるみだらけになってし
まったのでした。

「しみ」や「皮膚がん」は紫外線の影響だ
と、意識している人が多いです。

しかし「シワ」や「たるみ」は「年のせい
」と思っている方が案外少なくありません。

シワやたるみも紫外線による影響が強いの
で「光老化」をしっかり覚えておいてくだ
さい。

あなたの日常生活でも「いつも一方向から
紫外線を浴び続けている」というシチュエ
ーションはありませんか?

自宅や職場の窓の位置はいかがですか?

あるいは、いつも運転する車の窓や、電車、
バスに乗るときに窓の位置などは大丈夫で
しょうか?

トラックの長距離運転手の方でも同様の報
告があります。

「いつも同じ方向から紫外線を浴びている」
というシチュエーションがないか、もう一
度、あなたの一日の生活パターンをチェック
してみてくださいね。

20年経った時に「その部分だけがシワだ
らけ・・・」とならないためにも、今から
しっかり対策をしておきましょう。

次回は、さらに具体的な紫外線対策のお話
をしていきます。

ーーーー
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タンダードは「フラクショナルレーザー」
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