【食物アレルギー(3)】食事日記と症状日記のススメ
アレルギー前回は食物アレルギーの典型的な症状をお話しました。
https://watashi-no-hifu.com/?p=67/
大事なことの一つに
「全く違う他の病気だと思っていたが、
実は食物アレルギーが原因だった!」
ということもあります。
「なんだかこの湿疹がガンコで、なかなか治らないんだよな~アトピなのかな~」
と思っていたら、実は食物アレルギーが原因だったりすることもあります。
そこで、その原因の食物を避けるようにしたら、すっかり症状が無くなった!
ということもあるわけです。
それに気付くには、まず、
「この食事を食べたあと、いつもきまってこの症状が出るなぁ」
と気付くことが大事です。
そして、気づくためには、そもそも食物アレルギーには
どんな症状があるのかを知っておく必要があるんですね。
上記の症状に心当たりがある方は、
症状が出るタイミングと、普段の食事の種類との関係に
少し注意を払ってみましょう。
しかし意外に普段何となく生活していると、
気づきそうで気付かないものなんです。
そこでオススメは、「食事と症状の日記」をつけることです。
具体的にどういう風につけるかお話します。
・毎日何時ごろ、何を食べたか、
・気になっている症状がいつ出現するか、いつひどくなるか、
をメモするだけで良いです。
できれば、他の活動(運動した)なども記入するとなお良いです。
とにかく、「紙に書き出す」という行為が非常に重要です。
そうすると、普段は気付かなかった一定のパターンに気付くことがあります。
「あれ、この食事を食べたときに、いつもこの症状がひどくなるなぁ」
というパターンがあれば、食物アレルギーが疑わしいです。
たとえば、子供の食物による腸炎の一種には、
原因食物を摂取してから発症するまで、数時間~3日かかる病気もあります。
これは、日記でも付けていない限り、関係に気付くのはかなり難しいです。
ちょっと面倒かも知れませんが、
それで原因がわかるのなら、何度も何カ月も病院に通う手間が省けるので
よほど、時間と労力の節約になると思います。
これは手荒れや、目のまわり、顔の湿疹、化粧品かぶれなど、
「何にかぶれているのかわからない」場合にも有効です。
悩んでいる方は一度試してみてください(^^)