水虫薬の塗り方にはコツがあった!? (1)
水虫前回は
「市販の水虫薬を使っても良いですか?」
https://watashi-no-hifu.com/?p=81/
ということで、
・なぜ自己判断でドラッグストアで買った
市販の水虫の薬を使ってはいけないのか?
・なぜ、まず最初に皮膚科を受診する必要があるのか?
などについて
お話しました。
今回は、水虫のお薬の
塗り方のコツについてお伝えします。
あなたは皮膚科で
水虫のお薬をもらっているかも
知れません。
あるいは、近くのドラッグストアで
水虫のお薬を買って
使用している方もかも知れません。
しかし、塗り方に
コツがあるのをご存じでしょうか?
このコツを知らないと
せっかく塗っても
なかなか治らなかったり
治ったと思ってもすぐ再発してしまう
可能性があります。
ですので覚えていた方が
お得だと思います。
以下にまとめますね。
水虫の方は早速
これらに注意して
外用してみてください。
御自分が水虫でなくても。
ご家族や知人が水虫である場合は
是非、伝えてあげてください。
・「塗る回数は?」
1日1回です。
早く治したい、との思いから
1日3回も4回も
塗る方もいらっしゃいますが、
効果は変わりません。
1日1回で十分です。
・「塗るタイミングは?」
特に決まりはありません。
ですので、
基本的にいつでもよいです。
しかし・・・
お風呂上がりは
足のうらの角質が
柔らかくなっており
お薬が浸透しやすいです。
ですので、
「入浴後」
に外用するのが
もっとも効果的です。
・「塗る範囲は?」
これはご存じない方も
多いのですが、
かなり重要です!
水虫は、実際の見た目より
広い範囲に繁殖しています。
見た目に「皮がむけている」
範囲だけではなく、
その周りの、一見正常に見える
皮膚にも菌が沢山いるんです。
ですので、見た目の
皮がむけているところだけ
塗っても、周りの菌が
再増殖し、結局
なおらなかったり、再発してしまいます。
見た目より、
ひとまわりもふたまわりも
広く塗る必要があります。
例えば、
「薬指と小指の間」
が皮がむけて水虫になっているとすれば、
「一見正常に見える全ての指の間」
にも薬を塗った方がよいです。
しかも、足のうらの
前の方も全体的に
塗ったほうがよいでしょう。
「とにかく水虫と診断されたら、
指の間全てと足の裏全体に塗った方がよい」
という医師も多いです。
「足首から下全部に塗るように!」
という意見も多いです。
ちなみに私も同意見です。
とにかく、「広め広めに」
外用した方がよいです。
でないと菌が生き残って
いつまでたっても治らなかったり
再発してしまいます。
他にもコツが色々とあります。
長くなりそうなので
続きは次回お話します。
次回は、
・一回でどれくらい塗ればよいのか?
・どれくらいの期間を塗ればよいのか?
・水虫でない方の足はどうすればよいのか?
などについてお話していきたいと思います。